2018-05-24 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
島嶼防衛におきまして、部隊の迅速な展開のための航空輸送力や、万一島嶼部が占拠された場合の奪還等のための対地攻撃力を自衛隊が保有していくことは重要な課題でございます。 こうした航空輸送、対地攻撃、統合運用により実施をすることになりますが、委員御指摘の陸上自衛隊が保有する輸送ヘリあるいは戦闘ヘリも必要に応じてこうした任務に投入されることとなります。
島嶼防衛におきまして、部隊の迅速な展開のための航空輸送力や、万一島嶼部が占拠された場合の奪還等のための対地攻撃力を自衛隊が保有していくことは重要な課題でございます。 こうした航空輸送、対地攻撃、統合運用により実施をすることになりますが、委員御指摘の陸上自衛隊が保有する輸送ヘリあるいは戦闘ヘリも必要に応じてこうした任務に投入されることとなります。
○国務大臣(小野寺五典君) あくまで、先ほど来私の方からお話をしているのは、憲法上認められないものは何かということなので、認められないものは、大きな攻撃力を持つ多数の対地攻撃力を主力としたものと、それから援護戦闘機、警戒監視等を搭載して、これら全航空機を含め全体となって一つのシステムとして機能するような大型の艦艇などで、その性能上専ら相手国の国土の壊滅的破壊のために用いられるものが該当すると。
給油装置を残した以上は、将来の運用を考えて、空中給油機が必要になれば恐らく買うのだろう、こういう理論的推測はできるわけですけれども、ただ一方には、F4のときにはF15よりも対地攻撃力がある。しかも足が長い。これに空中給油して足を長くすることは他国に脅威を与える、こんな議論があって外したいきさつがあると思う。
そうすると、例えばF15だって、対地攻撃力は、一定の攻撃力は持っているわけです。F15だって全然ないわけじゃないんだ。しかし、F15は要撃戦闘機だ、迎撃用だ、だから足は長くて対地攻撃力はあるけれども、F4ほどはないんだ、だからいいのだという議論になっているわけでしょう、皆さんの論理は。
○中路委員 先ほどからお話ししていますように、F16のこの火器管制レーダーが導入されるということがどれほど大きな対地攻撃力を備えるかということは、F16のミッションで明らかなわけですね。
○上野政府委員 いま先生御例示のF4あるいはE15というのは、わが自衛隊がかつて装備し、現に装備し、またこれからも装備しようとしておる、そういう種類の航空機というふうに理解いたしますと、そういう制空を主任務とした戦闘機を航空母艦に積む、制空が主であって対地攻撃力がない――ないと申しますか、それが劣っておる、そういう要撃戦闘機を航空母艦に積むという運用構想は、これは航空母艦の運用としては考えられないわけでございます